晴れ、時々、スウェーデン(Sverige/Sweden)

ひょんなことからSwedenにハマってしまった人のスウェーデンにまつわるブログ

「道化師の夜/ Gycklarnas afton (The Naked Night / Sawdust and Tinsel)」 (93分・DCP・白黒)

 

1953(サンドレヴス)(監・脚)イングマール・ベルイマン(撮)スヴェン・ニークヴィスト、ヒルディング・ブラード(美)ビッビ・リンドストルム(音)カール=ビリエル・ブロムダール(出)オーケ・グルーンベリ、ハリエット・アンデション、ハッセ・エークマン、アンデシュ・エーク、ギュードルン・ブロスト、アンニカ・トレートヴ

困窮したサーカス団を率いるアルベルト(グルーンベリ)は、旅回りの生活に疲れ果て、一度は捨てた妻(トレートヴ)に家庭に戻りたいと訴えるが拒絶され、愛人アンナも別の劇団の色男(エークマン)に誘惑されてしまう。人間の受ける屈辱という感情を正面から見据えたベルイマンの辛辣な演出にあって、アンナを演じたH・アンデションの艶めかしい魅力が光る。1965年日本公開。

 ※英語字幕も付いています(with English subtitles)

 

f:id:histujimakino:20190204113443j:plain

道化師の夜

サーカスの男が妻に捨てられ、愛人を他の男に寝とられて...というお話。

「哀れだが、生きていかねばなるめえ...」という映画でした。